11.18. Groove Lock
Groove Lock
GROOVE LOCKはOmnisphereの最も革新的な機能の1つです。かつて、アルペジエーターは常に決まったタイミングだったので、エレクトロニックミュージック以外のジャンルでの有用性は限られていました。 GROOVE LOCKを使用することで、ARPEGGIATORのグルーブをStylus RMXやスタンダードMIDIファイルのフィールに固定することができます。この機能によってOmnisphereのARPEGGIATORのリズミカル能力は劇的に拡大します。
CHAOSが適用されたグルーブを含むようなStylus RMXのMIDIデータは、Stylus RMXのMIDI FileフィールドからOmnisphereのGROOVE LOCKフィールドにドラッグすることができます。 RMX Grooveの名前も引き継がれます。
スタンダードMIDIファイルのフィールをGROOVE LOCKのリファレンスとしても使用することができます。これは、スタンダードMIDIファイルを、ドラッグアンドドロップやMIDIファイルブラウザを使用してGROOVE LOCKに読み込むことで実現されます。これは「MIDIファイルをブラウズする」セクションで説明されています。
グルーブは、DIRECTORYページやCHAOSページにあるStylus RMXの2つのMIDI Fileフィールドのどちらからでもドラッグすることができます。
Stylus RMX DIRECTORYページ
Stylus RMX CHAOSページ
MIDIファイルの名前をクリックしてStylus RMXからARPEGGIATORディスプレイの下のGROOVE LOCKフィールドにドラッグして、OmnisphereとStylus RMXのフィールを固定します。
GROOVE LOCKは、Stylus RMX MIDIデータに限定されていません。スタンダードMIDIファイルをOmnisphereのGROOVE LOCK機能にドラッグすることができます。これは「MIDIファイルをブラウズする」セクションで説明されています。
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☆留意事項☆
当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
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