11. Arpeggiator
Arpeggiator
多くのハードウェアシンセにはアルペジエーターが用意されています。アルペジエーターは、受信するMIDIノートを受け取り、定義された一連の規則(アルペジオなど)に基づいた、シーケンスパターンのノートを出力します。ステップシーケンサーと概念が似ていますが、アルペジエーターにはいくつかの違いがあります。ステップシーケンサーと同様に、アルペジエーターではパターンの作成やトランスポーズをすることができますが、キーボードから弾いたコードやインターバルと直接インタラクトすることもできます。
OmnisphereのARPEGGIATORには、複数のノートパターン、プレイモード、ファンクション、ラッチ、ステップモディファイア、トリガータイプ、クロックレート、長さを変えることができる32ステップのパターンプログラマー、ファクトリープリセットやユーザープリセット、そして非常に便利なMIDI書き出し機能があります。
OmnisphereのARPEGGIATORは、ARPEGGIATORをStylus RMXのグルーブ(またはスタンダードMIDIファイル)と同期させる革新的なGroove Lock機能も備えています。
Omnisphereの各パートはそれぞれ独自のARPEGGIATORを持ち、それぞれ独自のパターン設定を持つことができます。これは、最大8つのArpeggiatorを同時に動かすことができるということです。これはSTACK MODEやLIVE MODEを使用するときに特に強力な機能です。
ARPEGGIATORの機能を探求し始めるために役立つプリセットは数多くあります。どのようなパターンを作成することができるかは、さまざまなプリセットを選択してください。作成したパターンや変更したパターンは、後で使用するためのプリセットとして保存することができます。
電源スイッチ
ARPEGGIATORを起動します。
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☆留意事項☆
当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
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