7.4.7.4. Cutoff
Cutoff
Filter ZoomのCUTOFFコントロールは、レイヤーページのCUTOFFコントロールと同じです。Filterの主な機能は、サウンドから周波数を取り除くこと、つまり「カットオフ」することです。 OmnisphereのFilterは、Lowpass、Highpass、Bandpass、Notch Filterから、より特殊なタイプまで、さまざまな方法で周波数を除去できます。どのFilter Presetが選択されているかに応じて、Cutoffコントロールはさまざまな方法でさまざまな周波数を取り除きます。
たとえば、Lowpass Filterを使用している場合は、コントロールを反時計回りに回すとより高い周波数が削除されます。Highpass Filterが使用されている場合は、逆のことが起こります。さまざまなFilterタイプを使ってCutoffコントロールを試してみるのが一番良いでしょう。
FilterのロールオフスロープはdBで測定され、「Pole(ポール)」で表現されることがあります。dB値が高いほど、フィルタリングの範囲は広くなりますが、これは「より優れた」サウンドと理解しないでください。ポール数が多いフィルタよりもポール数が少ないフィルタの方が適切な場合がよくあります。
6dB = 1 Pole
12dB = 2 Pole
18dB = 3 Pole
24dB = 4 Pole
範囲は00.05Hzから19.00kHzです。
Omnisphereには多くの特殊なFilterがあり、そのうちのいくつかはTuned Delayラインに基づいています(例:Metal Pipe +/- や Resonator +/-)。そのような場合は、CutoffはFilterのピッチを調整することに使われます。
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☆留意事項☆
当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
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