7.5.2.6. カーブメニュー
カーブメニュー
Omnisphereの12個あるEnvelopeはすべて、数百ポイントの曲線を生成することができます。Envelopeディスプレイ内の任意の場所を右クリックまたはControlキーを押しながらクリックすると、ポイントの追加や削除ができるリストが表示され、続いてプリセットカーブのリストが表示されます。
曲線を直接クリックしてドラッグすると、曲線の方向や位置を変更できます。曲線の範囲内で任意の方向に曲線を移動する十字線が表示されます。
Spike、Pulse、Bumpなどのいくつかの曲線は、デフォルトで最大レベル設定になっています。レベルを下げるには、クリックしてドラッグすると十字線が表示され、曲線の振り幅を変更できます。
Remove
現在選択されているポイントを削除します。
Add
Envelopeディスプレイ内の場所に新しいポイントを追加します。
Curve1
ポイント間に緩やかな傾斜を追加します。
Curve2
ポイント間に急勾配でより指数関数的な勾配を追加します。
Pulse
ポイント間に3つの角があるパルス形を追加します。
Spike
ポイント間に片側に向けて緩やかな傾斜を持つ鋭いポイントを追加します。
Step
ポイント間に直角を追加します。
Linear
ポイント間に直線を引きます。
Bump
ポイント間に曲線的に上下する凹凸を追加します。
Four Pulses
ポイント間に4つのパルスを追加します。
Three Pulses
ポイント間に3つのパルスを追加します。
メモ:Envelopeは、単純なEnvelopeのADSRに対応しているため、4ポイント未満にはできません。単純なEnvelopeのADSRポイントを削除しようとしても無視されます。
ヒント:ディスプレイ内の目的の場所をダブルクリックすることで、Envelopeにポイントを追加することができます。また、Envelope内の任意のポイントをダブルクリックするとそれが削除されます。
メモ:Envelopeが、単純なEnvelopeか複雑なEnvelopeのどちらと見なされるかは、それが持っているポイント(またはステージ)の数によって異なります。使用可能なプリセットカーブは多数あるため、4つのポイントしかなくても、複雑な形を使うことで、単純なEnvelopeにすることができます。
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☆留意事項☆
当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
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