13.5.2. Veloモード
Veloモード
VELOモードを選択すると、パートのリージョンはベロシティ範囲にマッピングされます。ミニキーボードは表示されません。その代わりに、横軸は128個のベロシティ値を表示します。これは、パートのベロシティ・スイッチングやクロスフェードを可能にします。つまり、どのパートが反応するかは、MIDIキーボードでの強弱によって決まります。
横軸にはベロシティ値の参照番号が白で表示されており、受信MIDIノートメッセージも表示します。横軸のマーカーは1〜127です。ノートを演奏すると、それらのベロシティ値は青い縦線で表示されます。
グリッドの左側にあるパートは弱いベロシティレベルでトリガーされますが、より強いベロシティではグリッドの右側にあるパートがトリガーされます。
以下の例では、109〜128のベロシティレンジにマッピングされている一番右のリージョンを除くすべてのパートがトリガーされます。
この例では、弱いベロシティ値で演奏すると、左側の2つのパートがトリガーされます。
この例では、中程度のベロシティ値で演奏すると、グリッドの中心にあるリージョンをクロスフェードします。
最後に、ベロシティがさらに強くなると、右側のリージョンはより高いベロシティ値によってトリガーされます。
目次はこちら
☆留意事項☆
当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
正式にサポートされている日本語訳ではないことをご留意ください。