14.8. Stack Mode Note Regions
Stack Mode Note Regions
Omnisphereでは、STACK MODEのスプリット機能、レイヤー化機能、フェード機能をLIVE MODEと組み合わせて使用することができます。ライブパフォーマンスでは、同時にパートを瞬時に切り替える必要があるときにスプリット機能が必要なときがあります。この機能はLIVE MODE Settingページの「Stack Mode Note Regions」のパワーボタンをクリックして使用することができます。
「Stack Mode Note Regions」をONにすると、STACK MODEページの各リージョンで設定されているレンジとフェードの設定もLIVE MODEで有効になります。 LIVE MODEがONで「Stack Mode Note Regions」がONのとき、STACK MODEのリージョンは青ではなく白になります。
これをどのように機能させるかの実践的な例は、次のとおりです。
パート1には、曲のイントロに使用したいアルペジオシンセサウンドがあります。パート2にはシンセベース、パート3にはパッドがあります。
STACK MODEでは、パート1のリージョンはキーボードの全範囲をカバーし、パート2はキーボードの左側で演奏するように設定され、パート3は右側で演奏するように設定されています。
この状態から、LIVE MODEで「Stack Mode Note Region」を有効にします。これで、コンピューターやOmni TRを使用して、イントロでパート1を選択し、Verseの直前でパート2とパート3を同時に選択することができます。「Stack Mode Note Region」を有効にしたのでキーボードは2つの部分に分かれています。ベースは左側、パッドは右側です。
メモ:STACK MODEのパワーボタンをオンにすると、STACK MODEが有効になり、LIVE MODEがオフになります。 STACK MODEのリージョンが青色に変わり、ヘッダーに「STACK MODE」と表示されます。
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当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
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