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5.13. Sustain & Expression

Sustain & Expression

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SUSTAINモード

 

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フッターには、標準サスティン(モード1)とオルタネートサスティン(モード2)の2つのSUSTAINモードがあります。 SUSTAINモード選択スイッチ(番号1と2)を使用すると、モードを切り替えることができ、それらはMIDIラーン可能なスイッチです。

 

標準サスティン(モード1)

  • 標準サスティンモードが選択されていると、サスティンペダルは通常どおり動作します。ペダルを踏むと、演奏後にリリースした音は持続し、追加で演奏した音は重なって持続します。音が減衰するかペダルを離すまで持続音が聞こえます。

 

オルタネートサスティン(モード2)

  • オルタネートサスティンモードが選択されていると、サスティンペダルを踏み込んでいる場合、演奏後にリリースした音は通常どおり持続しますが、追加で演奏した音は以前に演奏した音を中断します。これは、ロックスタイルのベースラインを演奏するときに特に便利です。また、特定の和音フレーズにも最適です。最後に弾いた音は、音が減衰するかペダルを離すまで持続します。

 

メモ:演奏して保持したままの音は追加の音を演奏しても中断されません。音を演奏して保持したまま、次に別の音を演奏すると、両方が聞こえて持続します。

 

サスティンペダルアイコン

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サスティンペダルアイコンは、ON/OFFのトグルです。デフォルトはON(有効)です。このスイッチをオンにすると、サスティンペダルは常にサスティン(CC#64)に作用します。

 

このスイッチを無効にすると、サスティンペダルはCC#64メッセージを送信しますが、サスティンには適用されません。これにより、サスティンペダルは、Mod Matrixを使用して他のパラメーターをモジュレートしたり、MIDIラーンコントロールすることでFXモジュールのオン/オフスイッチやレイヤーのオン/オフコントロールするためだけに使用することができます。

 

メモ:サスティンアイコンを有効にしても、サスティンペダルを使って他のパラメーターをモジュレートしたりコントロールすることはできますが、これらの追加機能はサスティン機能と同時に機能します。

 

EXPRESSION

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エクスプレッションペダルアイコンはON/OFFのトグルです。デフォルトはON(有効)です。このスイッチをオンにすると、エクスプレッションペダルは常にエクスプレッション(CC#11)に作用します。

 

このスイッチを無効にすると、エクスプレッションペダルはCC#11メッセージを送信しますが、エクスプレッションには適用されません。これにより、エクスプレッションペダルは、Mod Matrixを使用して他のパラメーターをモジュレートしたり、MIDIラーンコントロールすることでFXやFilterパラメーターなどのコントロールや、レイヤーミックスコントロールをするためだけに使用することができます。

 

メモ:エクスプレッションアイコンを有効にしても、エクスプレッションペダルを使用して他のパラメーターをモジュレートしたりコントロールすることはできますが、これらの追加機能は通常のエクスプレッション機能と同時に機能します。

 

 

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当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。

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