Omnisphere Reference Site

Spectrasonics社のOmnisphereの機能を参照するためのサイトです

7.6.7. Unipolarスイッチ

Unipolarスイッチ

f:id:daw_lerning:20190318095100p:plain

UNIPOLARスイッチは、レイヤーページのLFOセクションに小さな(+)ボタンで表示されるか、左側のSHOW MODULATIONサイドバーに「UNIPOLAR」スイッチが表示されます。

f:id:daw_lerning:20190318095135p:plain


下の例では、OscillatorのピッチはLFO1からのTriangle波形でモジュレートされています。 LFO1がBIPOLAR(双極)モードの場合、ピッチは、トリガーされたノートから上昇し、そしてトリガーされたノートよりも低く下降します。 UNIPOLAR(単極)モードでは、ピッチはトリガーされたノートのピッチよりも上の範囲で上下するだけですが、ピッチを変化させることができる範囲は広くなります。

f:id:daw_lerning:20190318095215p:plain

たとえば、ギタリストは通常​​一方向にのみ弦をベンドするため、ベンドをシミュレートするには、OscillatorのピッチにUNIPOLAR LFOを適用すると最適です。他には、Filter CutoffをモジュレートするときにUNIPOLAR LFOが使えます。BIPOLAR LFOは中点より下まで循環するので、Cutoff周波数が低い場合はUNIPOLAR LFOは意味がありません。そのような場合にUNIPOLAR LFOを使うと、しばしばBIPOLAR LFOより良いフィルタースウィープを作成することがあります。

 

メモ:値をプラスではなくマイナスにしたい場合は、ModulationセクションでINVERTボタンを選択してください。

 

 

目次はこちら

 

☆留意事項☆

当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。

正式にサポートされている日本語訳ではないことをご留意ください。