2.8.1. Omni TR

Omni TR

Omni TR（Touch Remote）は、iPadを、MacまたはWindows PC上で動作するOmnisphereのためのパフォーマンス用リモートコントロールサーフェスに変えるように設計されています。 Omni TRは、ワイヤレスの双方向通信、マルチタッチパッチ選択、PatchとMultiのリモートブラウズと編集、そしてOrbをリモートコントロールする機能を提供します。

Omni TRは4ページのアプリです。 ページは左上のアイコンを選択してアクセスすることができます。

メイン

メインページは、Omnisphereの8つの部分すべての概要をすばやく表示するように設計されています。Patch名の左側にあるフォルダーアイコンをタッチしてPatchを選択するか、「Browse Multis」ディスプレイの左側にあるフォルダーをタッチしてマルチを選択します。 フォルダメニューは、Omnisphereのそれぞれのブラウザに現在表示されているものを反映します。 レベルスライダーと右側のミュート/ソロボタンでミックスをコントロールします。 各ページの右上のスライダーはマスターボリュームスライダーです。 OmnisphereをLIVE MODEで使用している場合は、Patch名をタッチして再生するパートを選択することができます。複数のパートを同時に選択するのは簡単です。 各パートは個別にラッチすることができ、スライダーのすぐ左にあるボタンからトリガーモードを設定することができます。

Orb

OrbはOmnisphereのサウンドをリアルタイムでインテリジェントに修正するユニークなサーキュラーコントローラーです。 Patchに多様な新しい修正を加えるには、単にOrbに触れて指を動かしてください。 DICEボタンはコントロールされているパラメーターに多くの興味深いバリエーションを与えます。 それを動かして放した後、コントローラの速度と持続時間を制御するために慣性量(Inertia)を変えてください。 DEPTHスライダを使用して効果の強さを制御します。 Recordボタンで動きを捉えることもできます。保存されると、動きはパッチの一部になります。

コントロール

コントロールページでは、Omnisphereの最も便利なパフォーマンスパラメータと楽しいピッチリボンにすばやくアクセスできます。 左側のタブから希望のパートを選択します。 表示されるOmnisphereパラメータを変更するには、フェーダーの上にあるドロップダウンメニューのコントロールテンプレートから選択します。 ページ下部のA / B / C / Dリンクボタンは、OmnisphereのEDITページと同じように機能し、どのレイヤーのパラメータを表示/編集するかを決定します。 下のピッチリボンコントローラーからピッチをベンドします。 右上にあるオクターブシフトメニューを使ってキーボードの範囲をシフトします。

ジャンボ

ステージ上では、大きくて見やすいPatch選択ボタンがあると便利な場合があります。 メインページと同じように、パッチの組み合わせをその場で選択することができ、Patch名を簡単に確認することができます。 左上のドロップダウンメニューから「LIVE MODE」が選択されていることを確認してください。

設定

設定はとても簡単です。 Omnisphereをコンピューターで実行し、iPadを同じワイヤレスネットワークに接続して、iPadでOmni TRアプリを起動して「Connect」を押します。Omni TRはホストコンピューターを認識し、Omnisphereのワイヤレスタッチスクリーン制御を可能にします。

必要条件

Omni TR iPadアプリはiOS 4.2以降を必要とし、Mac OSXまたはWindowsシステム上のOmnisphere 1.5以降で動作します。 WindowsユーザーはAppleからBonjourをインストールする必要があります。

詳しい手順については、次のWebサイトを参照してください。http://www.spectrasonics.net/omni_tr_app/

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☆留意事項☆

当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。

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