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6. ORB

ORB

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革新的なORB機能は、優れたサウンド操作ツールと直感的なパフォーマンスインターフェースの両方を兼ね備えています。これは「円形のコントローラー」と考えることができます。マウスを1回クリックするだけで、サウンドをさまざまな方法で即座に操作することができます。とりわけ、ORBはユーザーが持っているすべてのPatchに対して自動的に機能します。セットアップは必要ありません。

 

ORBは、ORBカーソルをマウスを使って移動させるだけで、また、MIDIコントローラーを使ったり、iPadWindows Multitouchの場合は直接指を使って、ORB自体を移動するだけで、楽しく直感的に動きやアニメーションをサウンドに取り入れることができます。 ORBが同心円のあちこちを移動するにつれて、OmnisphereのSTEAMエンジンで自動的に生成されたパラメータシーン間で、高度にインテリジェントかつ音楽的な方法で(すべてPatchに依存して)、個別のPatchに適した様々な方法でサウンドを操作します。

 

ORB独自のダイナミックな結果は、半径コントロールと角度コントロールに基づいています。角度は操作するシーンやパラメータのセットを定義し、半径はそれらの操作の強度を定義します。つまり、カーソルが円の端に近づくほど、変化は劇的になります。カーソルをORBの中央に移動させるか、CLEARボタンを押すと、元のPatchの音に戻ります。サウンドモディフィケーションの全体的な強度は、DEPTHスライダーで決定することができます。

 

ORBが作成したものが気に入らない場合は、DICEボタンを回転させる(クリックする)だけで、まったく新しい操作のセットを選択することができ、まったく新しいインテリジェントな音の修正と効果のグループをすぐに試すことができます。 DICEが作り出すことができる偶然の音のバリエーションの数に制限はありません - シンセシスの知識にかかわらず、すべてのユーザーにSTEAMエンジンの広大な力が広がります。最大限の柔軟性を求めている上級者のために、ORBは手動でセットアップでき、OmnisphereのMod Matrixの新しいModulation Sourceとして使うこともできます。

 

ORBのINERTIAコントロールは、ORBを放した後にボールが転がって円形の囲いの壁からはね返るような「動きの軌跡」を作成することを可能にし、音楽的対称性をORB操作の「パフォーマンス」へ追加します。ATTRACTORボタンを押すと、ORBのカーソルが非線形の振り子のように動作します。

 

パフォーマンスの動きをORBに直接記録し、記録したパフォーマンスをホストDAWと同期して再生することも可能です。 ORBの動きと音の結果は、後で呼び出せるようにユーザーPatch、ユーザーMulti、ホストDAWのセッション内に保存できます。ORBの移動もホストDAWでオートメーションすることができます。 Omnisphereの各パートには独自のORBがあります。つまり、複数のORBを使って同時に異なるサウンドを操作することができます。

 

OmnisphereのORBに最適なコントロールサーフェスは、「Omni TR」iPadアプリのマルチタッチインターフェースですが、ORBは標準のマウス、トラックパッドWindows Multitouch、MIDIコントローラーでも使用することができます。

 

ORBパワースイッチ

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このスイッチはORBをオンまたはオフにします。 ORBをオンにすると、いくつかの処理モジュールがアクティブになり、Patch内の(Auxラック内の)FXユニットが有効になり、カーソルを動かすと面白いサウンドが作成されます。 ORBをオフにすると、すべての処理モジュールが無効になり、オンのときにインスタンス化されていたFXが削除されます。

 

 

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☆留意事項☆

当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。

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