4.3.5. ブラウザフィルター
ブラウザフィルター
フルブラウザを使用する場合、ブラウザフィルタは、AttributesとFile Directoryの2つのモードで使用することができます。 ミニブラウザを使用している場合は、Attributesモードのみが使用可能です。
メモ:Sound Matchを選択すると、ブラウザフィルターが非表示になり、読み込まれているものと似ているサウンドが自動的に検出されます。
Attributesモード
Attributesモードを使用すると、サウンドのリストを絞り込むためにCategoryやAttributesを選択することでフィルタリングが実行されます。 最初の列のドロップダウンメニューではCategoryやProjectを選択できますが、残りのAttributes列は選択したCategoryに応じてラベルが変更します。
たとえば、Soundsource Browserでは、Categoryで「All」が選択されていると、Attributes列には「Type(タイプ)」、「Genre(ジャンル)」、「Author(作者)」が自動的に表示されます。
Categoryで「ARP + BPM」選択されていると、Attributes列は「Type(タイプ)」、「Mood(ムード)」、「Genre(ジャンル)」に変わります。
これらの変化は、Category選択の状況に応じて、より意味のあるAttributes(属性)を反映することを目的としています。 これらは推奨される属性ですが、列のドロップダウンメニューから別の属性を手動で選択することもできます。
ミニブラウザを使用している場合は、Attributesフィルタが1つずつ表示されます。 フィルタ内のどれかが選択されていると、そのフィルタヘッダの文字は青色になります。 何も選択されていない場合は白になります。
ミニブラウザでは、Attributesタイプを右クリックしてリストから別の選択をすることができます。
メモ:Attributesの自動変更は、Browser SettingsでCategory Sensitive Attributesが有効になっている場合(デフォルトの状態)にのみ発生します。 この設定を無効にすると、Categoryを変更してもラベルは固定されたままになります。
File Directoryモード(フルブラウザのみ)
File Directoryモードを使用すると、ブラウザフィルタには、コンピュータのハードドライブへ保存されたものと一致するファイルフォルダ階層が表示されます。
列の中のフォルダを選択すると、サウンドのリストがフィルタされ、その下にあるフォルダにあるサウンドのみがファイル階層に表示されます。
ファイルをブラウズするこの伝統的な方法は、一部のユーザーにとってはより自然なことがあり、MultiやPatchの大規模なカスタムコレクションを作成するときに役立ちます。 STEAMフォルダ内にカスタムファイルディレクトリ階層を作成し、必要に応じてカスタムのPatchを整理することができます。
メモ:OmnisphereのFactory Libraryのほとんどはフォルダやサブディレクトリに依存していないため、File Directoryモードはファクトリーサウンドのブラウジングには特に役立ちません。
目次はこちら
☆留意事項☆
当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
正式にサポートされている日本語訳ではないことをご留意ください。