5.6. Signal Path
Signal Path
ハードウェアを使用しているかソフトウェアを使用しているかにかかわらず、特徴は、オーディオ信号が通過する経路によって決まります。 SIGNAL PATHメニューには、NormalとSharedの2つのオプションがあります。
Normal
Normalモードでは、4つの各レイヤーの信号経路(シグナルパス)は独立しています。 これがOmnisphereが最も強力な状態です。
Shared
Sharedモードを有効にすると、4つのレイヤー全てが、レイヤーAの信号経路(シグナルパス)を共有し、ハードウェアシンセのオーディオパスを模倣します。
Sharedモードを使用すると、レイヤーのLEDは黄色になり、共有されているセクションは名前の下に黄色い線で表示されます。
Shared Signal Pathが有効になっていると、以下を除くすべてのオーディオ処理が共有されます。
- FM
- Unison
- Granular
- Harmonia
- Timbre
- Shape
- Symmetry
- Hard Sync
- Coarse Pitch
- Fine Pitch
- Glide
共有パラメータは任意のレイヤーからアクセスすることができ、リンクされているかのように動作します。共有パラメーターの位置は全てのレイヤーに反映されます。 例として、レイヤーDのFilter Cutoffを動かすと、全てのレイヤーでその結果が反映されます。
Sharedモードを使用することには特定の利点があります。 多くの場合、このシンプルで合理化されたやり方がPatch構造に必要な全てであり、そして、CPU使用量が大幅に削減されるという追加の利点が得られます。
メモ:Signal Pathを変更すると、Patchの発音が異なる場合があります。 いつもというわけではありませんが、時にはこれは面白くて予想外の結果をもたらすことがあります。
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☆留意事項☆
当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
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