6.8. Mod SourceとしてのORB
Mod SourceとしてのORB
ORBはModulation Sourceとして使用できます。 DICEを使用すると即座に興味深く驚くべき結果が得られますが、Modulation SourceとしてORBを使用すると、柔軟性があり、モジュレートするパラメーターを完全にコントロールすることができます。
ORBはOmnisphereのFlex-Modシステムとシームレスに統合されています。 Omnisphereでは、モジュレートするパラメーターを右クリックすると、利用可能なModulation Sourceが「Modulate」=>「Modulate with Orb」サブメニューに表示されます。また、「All Mod Sources」サブメニューから「Orb」を選択すると、ORBは自動的にTargetパラメータにルーティングされます。
詳細についてはModulationセクションを確認してください。
Modulation SourceとしてのORB vs DICEボタン
ORBは、DICEボタンを使用することによって自動的にサウンド変更したり、ユーザー定義のモジュレーションルーティングによって手動でサウンド変更することができます。それぞれの方法には長所と短所があり、同時に使用することはできません。 ORBをModulation Sourceとして使用するときは、次の規則に留意してください。
- ORBがSourceのモジュレーションルーティングを作成すると、ORBが生成したサウンド変更は無効になります。
- ORBをModulation Sourceとして使用した後にDICEボタンを押すと、ルーティングは無効になります。しかし、ルーティングは失われることはありません。ルーティングを再び有効にするには、単にいずれかのModulation SourceでORBを再選択してください。
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☆留意事項☆
当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
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