8.2. ループ、サンプルレートなど
ループ、サンプルレートなど
フォーマット、サンプルレート、ビット深度
Omnisphereは、ビット深度が8ビットや、16ビット、24ビット、および32ビットのサンプルレートを持つwavファイルかaifファイル、つまり、一般的なステレオやモノラルのPCMフォーマットのファイルをインポートすることができます。
高度な圧縮ファイルなどはインポートできません。エラーメッセージが表示された場合は、ファイルをwavファイル形式かaifファイル形式の一般的なPCMに変換してから再度インポートしてください。
基準音
Omnisphereは、オーディオファイルをインポートするときに、基準音(サンプルが元のチューニングで演奏されるキー)を読みます。
基準音の番号は、オーディオファイル内に基準音属性として埋め込むことで指定するか、ファイル名の末尾にアンダースコアやスペースで基準音を付けてファイルに名前を付けます。
例えば「Audio File Name_D#3.wav」や「Audio File Name D#3.wav」という風に。
ファイル名と埋め込んだ基準音属性の両方が存在する場合は、ファイル名からの基準音が優先されます。
メモ:基準音はファイル名の必須事項ではありません。省略すると、オーディオファイルに埋め込まれている既存の基準音属性を使用します。基準音が指定されていない場合は、デフォルトでミドルCになります。
ループ
Omnisphereはループしたオーディオファイルを再生しますが、インポートする前にループポイントをオーディオファイルに埋め込む必要があります。 MagixのSound Forge、SteinbergのWaveLab、DSP-Quattro(Macのみ)など、多くのオーディオエディタがこの機能を備えています。
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☆留意事項☆
当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。
正式にサポートされている日本語訳ではないことをご留意ください。