Omnisphere Reference Site

Spectrasonics社のOmnisphereの機能を参照するためのサイトです

15.2. Streaming

Streaming

f:id:daw_lerning:20190329233458p:plain

最初の列にはOmnisphereのストリーミング機能のコントロールが用意されています。ストリーミングにより、サンプルは大部分がディスクに常駐することができます。この方法で、比較的少量のメモリでも大きなサンプルを使用することができます。

 

PRE-LOAD MEMORY SIZE

f:id:daw_lerning:20190329233855p:plain

サンプルのプリロードに使用されるメモリ量を決定します。設定値が高いほど、ストリーミングが原因となるグリッチが発生する可能性が低くなります。しかし、設定値を上げるとより多くのメモリが必要となり、また、Soundsourcesのための読み込み時間を増やします。

 

推奨値は22,000〜66,000で、標準のデフォルト値は60,000です。PatchがTIMBREやSAMPLE STARTを使用する場合、このパラメーターを40,000以上に引き上げる必要があるかもしれません。

 

メモ - このパラメータを変更したら、新しい値を有効にする前に、Soundsourceを再読み込みする必要があります。

 

範囲は1000サンプルから100,000サンプルです。

 

STREAM BRAKE

f:id:daw_lerning:20190329234532p:plain

このコントロールでは、ストリーミングと他の操作との間でシステムリソースのバランスをとります。これは、Pre-Load Memory Sizeに続く2番目に重要なストリーミングパラメータです。通常は0.1前後の中程度の値に設定する必要があります。 0.5を超える値では、アプリケーション内の他の処理操作を優先するためにストリーミングの読み取りを遅らせるため、ストリーミングが原因となるグリッチを引き起こす可能性があります。ゼロにすると、ストリーミングがCPUを独占しているため、他の操作が原因のグリッチが発生する可能性があります。

 

範囲は0.00秒から1.00秒です。

 

STREAM DISPLAY

f:id:daw_lerning:20190329234839p:plain

カスタマーサポートのために使用される診断番号です。

 

 

目次はこちら

 

☆留意事項☆

当記事内容はSpectrasonics社が提供するOmnisphereリファレンスマニュアルを非公式に日本語訳したものです。全ての権利はSpectrasonics社に帰属します。

正式にサポートされている日本語訳ではないことをご留意ください。