7.1.1. レイヤーの選択、リンク、ソロ化
レイヤーの選択、リンク、ソロ化
レイヤーを選択する
レイヤーを選択して、レイヤーの編集ページコントロールにフォーカスを合わせるには(レイヤータブの下のLEDや、フッターのハイライト表示されたレイヤー選択ボタンで示される複数のレイヤーがONの場合でも)、目的のレイヤータブかレイヤー選択ボタンをクリックします。
メモ:SYSTEMページのSWITCH TO LAYER UPON ACTIVATION設定がOFFの場合は、レイヤーを有効化してもレイヤーページが起動レイヤーに変更されることはありません。
レイヤーをリンクする
リンクボタン(チェーンアイコン)は、レイヤーの任意の組み合わせのコントロールをまとめてロックします。有効にすると、あるレイヤーで行われたパラメーターの変更は、リンクされている他のレイヤーにも反映されます。有効にすると、リンクボタンは青色でハイライト表示されます。
レイヤーをリンクする手順
- 目的のレイヤータブやレイヤー選択ボタンからレイヤーを選択します。
- 現在選択されているレイヤーとリンクさせるには、他のレイヤーのリンクボタンをクリックします。
たとえば、レイヤーA、B、Cのリンクボタンを有効にしてから、リンクされているいずれかのレイヤーのHARD SYNCスライダーを動かすと、他のレイヤーのHARD SYNCスライダーにも変更が反映されます。この便利な機能を使うと、すべてのレイヤーに同時にTRANSPOSEやADSR Envelopesなどのパラメーターも設定することができます。
数値ポップアップには、リンクされた変更中のレイヤーが表示されます。
同じことが:
- Option / Alt を押しながら任意のリンクアイコンをクリックすると、すべてのレイヤーがリンクされます。
- Option / Alt を押しながらONになっているリンクアイコンをクリックすると、すべてのレイヤーのリンクが解除されます。
レイヤーをソロにする
- フッターのレイヤー選択ボタンをOptionキーを押しながらクリックして、各レイヤーのオーディオとFXをソロにします。
- フッターのレイヤー選択ボタンをOption+Shiftキーを押しながらクリックすると、各レイヤーのオーディオが「FXなし」でソロになります。
- SOLOモードのときは、レイヤーボタンが点滅します。
メモ:レイヤーをリンクすると、レイヤーごとのパラメーターのほとんどがまとめてロックされます。
以下のパラメーターはリンクされません。
- レイヤーごとのレベル
- レイヤーごとのパン
- レイヤごとのSoundsourceやウェーブテーブル
- レイヤごとのON / OFF
- レイヤごとのFXラック
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